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【防災】災害用伝言ダイヤル171いないの練習。まずは大人から。

防災ハック

災害はいつおきるかわかりません。

突然やってきます。

最低限なにどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。

なので「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。

今回はわが家の子供が出来るようになった、 災害用伝言ダイヤル171いないの練習 をご紹介します。

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災害用伝言ダイヤル171

「聞いたことはあるけど実際試したことがない」という方が多いかも。

災害時でも171を使えば伝言を残して連絡を伝えあうことができます。

使い方

①受話器をとる
②お金かカードを入れる(災害時は不要
③171を押す

ここまでは録音するしないに限らず手順は同じ。その後、録音するか聞きたいかで押す番号が違います。

自分が録音するとき
1を押す → 連絡先の番号→音声ガイダンスを聞き録音する
相手の伝言を聞きたいとき
2を押す  → 連絡先番号→相手の伝言を聞ける

NTT西日本「体験利用のご案内」に詳細があります。(毎月1日15日、正月三が日や防災週間などにも利用可)

まず電話番号を覚える

171の前にやること。それは子供が家族の携帯番号を覚えること。

携帯の番号は長くて大人でも携帯やメモが頼り。

そこで思いついたのは下8ケタだけ覚えること。(080などは飛ばす)

ひたすら繰り返すのもいいでしょう。

でも、耳から入ってくる「音に工夫をすれば子供にも覚えやすいかも?」と試したところ、これがうまくいきました。

音で覚える

番号を紙に書き、それを読みながら体も動かす方法。(手拍子を取ったり、足で床を鳴らすなど
同じ数字があると、よりリズムが取りやすくなります。
080 0000 0000    青い部分が同じ数字だとしたらここで手拍子。
090 0000 000   連続した数字があるとテンポよく覚えやすい。
・音に強弱をつけ、楽しく大げさに
で覚えさせる

語呂合わせ

いい国(1192)作ろう鎌倉幕府みたいに歴史の年号を覚えた方法。
災害用伝言板も「いない」と言うすぐ覚えます。
・数字がバラバラなときに覚えやすい
子供が自分で語呂を考えること(自分で考えたなら楽しく忘れにくい

公衆電話

 

次にしたのは公衆電話の使い方。その理由は、

①そもそも使い方を知らない
複数の連絡手段のひとつとして

①私が意外だったのは子供が公衆電話の使い方を知らないこと

私が子供のころ、家の外からかけるなら公衆電話でした。

今は固定電話がない家庭も多く、携帯が主流。大人でも公衆電話を使わないので子供が知らないのは当然ですよね。

②登山する際、同じ場所でも携帯会社によってはつながらないことも。実際、正月に大混雑した神社で私の携帯はつながらず。大災害なら尚更。

なので、複数の連絡手段(集合場所も)を現在進行形で考えています。

どこにあるか調べる方法

次に私が困ったこと。

公衆電話って近くにある?

公共施設や公園にはあるのですが、近くでどこにあるかがわからない。

マップアプリをいくつか試したものの、口コミ投稿で表示される仕組みもあるのか、「近くの公衆電話」と検索しても表示されず。

そこで行きついたのはやはりNTT。近くの公衆電話を探すならこちら↓

子供の行動範囲も含めてどこにあるかを調べ、公衆電話の場所を確認しておくといいですね。

病院など夜間は入れない場所もあるため、24時間使える場所をすぐ思い出せるようにしています。

かけるための準備

子供の財布には、

・かけ方を書いた簡単メモ
・親(親族)の電話番号
・10円と100円
・テレホンカード
子供だけで出かけるとき、もしもの場合を考えて親(親族)の連絡先。一人が連絡取れないときを考えて二人記載。
ふだん飲みものなどが買えるように10円100円も複数入れています。(公衆電話では100円玉はお釣りは出ません)

かけ方

①受話器をとり
②お金を入れ(またはテレホンカード)
③「ツー」と音が聞こえたら
④番号を押す

停電のとき、固定電話や携帯が使えなくても公衆電話は使えるので覚えておくと安心ですね。

まとめ:大人がやってみせる

私の好きな言葉、大日本帝国の海軍軍人・山本五十六の格言。

やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ

大人がやってみせること。そして子供が自分でやれること。

混乱した災害時、(気持ちに余裕のある)大人がすぐ近くにいるとも限りません。

171、自分は1 相手は2

あとは電話番号を入れるだけ。

わが子が固定電話や親の携帯からでも171が使えるようになっていたため、毎月試すのを忘れがちでした。

次はweb171に挑戦したいと思います。

災害に備える一つの手段として少しでも誰かのお役に立てることを願っています。

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