私は人にあまり関心がない性格なのですが、まわりを見ては「私って子育てが下手だなあ」となんど落ち込んできたことか。
怒りたくもないのに、毎日毎日子供を怒って自分に嫌気がさすことはありませんか?
「なぜできないの?!」「なぜわからないの?!」「早くしなさい!」の繰り返し。
寝顔を見ては「ごめんね」と落ち込む日々。
そんなとき、出会った子育て日めくりカレンダー。近くには売られなくてネットで取り寄せて本も買ってみました。
今となっては気になる時、たまに手に取るくらい。
でも、今でもまだ手放すことができません。迷ったときにそっと励ましてくれるお守りのよう。
昔の私と同じように、「子育てに悩むだれかの心がふっと楽になる」そんな本をご紹介します。
子育てハッピーアドバイス
私が持っているのはこのカレンダーと本4冊。ネットの普及もあってか、子育て本はこれしか持っていません。(写真は出版社さんの了解を得ております)
スクールカウンセラーでもあり医師である明橋大二氏の著書で、かわいいイラストとやさしい口調でつづられています。
本との出会い
きっかけは保育園での園庭開放。
子供が小さいころは平日問わず二人きりのことが多く、どうしても煮詰まる毎日。
あちこちの園庭開放に行き、先生方やまわりの親子と気持ちを共有。
芋掘り・運動会・クリスマスなど季節の行事が楽しく、本当に救われた気持ちになりました。
ふと、園のトイレで一人になったとき。
目の前に子育て日めくりカレンダー。めくるたび出てくる言葉が気持ちに余裕のない私の心にぎゅっと刺さりました。
今でも自分へのブレーキの意味をこめて目の見える場所においています。
子供が小さいときに書いたらくがきもあり、ふちもボロボロ。
でも、子供と私が歩んできた大切な成長の足あとです。
好きな理由10選
パッと思いついたことを書き出してみると。
・子供への接し方を教えてくれる
・子供にも親にも寄りそった内容
・悩んでいいと思える
・悩むのは私ひとりじゃないと思える
・親も失敗していいと思える
・今からでも自分ができることに気づく
・違う角度から子育てを考えられる
・親への優しい叱咤激励
・人として当たり前のことにも気付かされる
まとめ:心が軽くなる本
親(大人)はよかれと思って子供に言うことすることが、「その子にとって本当に正しいのか」はわかりません。
グッと黙って成長を見守ってあげたらいいのについつい出てしまう口や手。今でも反省の繰り返し。
そんな子育て下手な私でも、「ピンチがきたら親子ともに成長するチャンス!」と思えるようになったのはこの本のおかげです。
今はありがたいことに子供を通して信頼できる友人に出会い、未熟な私は助けられこれからも悩み進んでいくことでしょう。
そして、この本のどこかに「答えが落ちているかも」と思うとまだまだ手放せそうにありません。
その人の置かれている状況によって違うけれど、「子育てに悩むだれかの心がふっと楽になる」そんな本です。