石鎚山系への行き方としては、おもにこの2つ。
・UFOライン(高知側)
高知側にはもう1つルートがあり、県道40号を通って石鎚山系へ向かうこともできます。
そのルート上に無料のキャンプ場があるのをご存じでしょうか?
ここにあるのは、透き通った川と新緑につつまれた渓流の景色だけ。
はるか遠くまで流れでる吉野川のせせらぎが聞こえ、標高約760mと涼を楽しむには絶好の場所かもしれません。
今回は、高知県いの町にある「白猪谷オートキャンプ場」のご紹介です。
アクセス
行き方としては、3通り。

よさこい峠
瓶ヶ森方面へ向かう途中にある、よさこい峠で右折。県道40号へ
石鎚山方面へ向かう途中にある、よさこい峠で左折。県道40号へ

白猪谷オートキャンプ場付近
国道194号から県道40号へ
注意点
県道40号は片側1車線。せまいうえ、カーブも多いです。たとえるとしたら、低地を走るUFOライン?
意外なことに、休日(特に大型連休)には思ったより通行車両がありました。UFOラインより交通量は少ないものの、私が気になったのは道路の落石。
かなり前に、私はUFOラインでパンクを経験済み。
白猪谷オートキャンプ場に行った日にUFOラインを通りましたが、通行車両は格段に多いです。
縦走後の登山者さんが石をよせることもあるのか、県道40号より落石が少ない印象を受けました。
山って電波状態がよくありません。パンクしたときに電話が通じるかは気になるところ。
くれぐれも落石にはご注意ください。
白猪谷オートキャンプ場
どちらから来ても道路脇のカーブ。見逃さないよう、ナビ設定しておくといいですよ。
キャンプ場は、現在は役場への連絡不要となっています。
下段
奥の建物はトイレで、
トイレから見える建物が水場。
いかにも固そう。ペグ打ちや薄いマットは注意した方がよさそうですね。
上段
よさこい峠へ続く道路が見えており、
ほぼ下段と同様の地面。
トイレへは、道路へ出なくても裏にある階段から行けます。
トイレ
男女別にわかれた旧式トイレがあり、
手洗いもあります。この日は、トイレットペーパーもありました。
水場
道路を渡れば、
屋根付きの水場。(上の電気が付くかは試していません)
蛇口は2つ。冬期は凍結するでしょうが、この日は水が出ていました。
ゴミは持ち帰りましょう。しらさ避難小屋の注意点も書かれていました。
熊がいるいないにかかわらず、野生動物はニオイに敏感。食べものは車に入れた方が安心でしょう。
川
橋のたもとには渓谷を楽しめる遊歩道や、
遊漁料や採石禁止の看板があり、
看板そばから、
川へ下りることができます。
下を流れるのは、徳島まで続く吉野川。春に芽吹いた新緑が映えおり、
とにかく、水がきれいです。
ここまでの道はなかなかですが、清流好きには魅力がつまったキャンプ場でした!
まとめ:せせらぎのキャンプ場
石鎚山系に行く途中にある、無料のキャンプ場。行きちがいは厳しい道ですが、トイレ&水場完備。
山だけでなく、白猪谷渓谷や冬に凍結する大瀧の滝も近くにあります。
はるか遠くまで流れでる吉野川のせせらぎが聞こえ、涼を楽しむには絶好の場所かもしれませんね!
今回は、高知県いの町にある「白猪谷オートキャンプ場」のご紹介でした。