夏が近づくと、川や山など野外へ出かけたくなりませんか?
季節問わず自然へ行くくらいなので、私は基本的に虫が平気。ですが、中には苦手な昆虫も。
川はアブ、山はスズメバチ。
アブ対策グッズを忘れるのに懲りて、一年中、おもちゃのトンボ&ハエ叩きを車に常備。虫除けスプレーもなくなったらソッコー補充。
でも、アブよりもっと怖いのがスズメバチ。
行楽シーズンになると、登山客がスズメバチに襲われたというニュースを耳にしませんか?
それを聞くたび、山から足が遠のきがち。
また、家の周りでスズメバチを見かけることがあったため、私が試しているのは自分で作ったダミーの巣。
「すでに巣があれば、新たに作られにくい」という習性を試しています。
アブ
夏場、私がよく出かけるのが山間部の渓流。
でも、きれいな川ほどアブやブヨなど、いわゆる吸血昆虫がつきもの。昆虫は詳しくないのですが、私が遭遇するのはこんなタイプ。
・ブヨ・・・ハエみたいに黒っぽい
アブには会いたくない。でも、川は行きたい!
今のところ、私の対策はこんな感じ。
・おもちゃのトンボをつける
・虫対策スプレー&ハエたたき
・車のエンジンを切る
これを帽子につけていてもアブがとまったため、このタイプは効果は薄いのかも?(アブがとまった時、思いっきり叩いたのでトンボの羽が取れています)
スズメバチ
実際、川で車のエンジンをかけたままだとアブが寄ってくるため、一般的に言われている「習性」は、あながち間違っていないと思うのが私の見解。
そこで、家の周りでたまに見るスズメバチにも“ 習性を利用した対策 “を模索し、実験?をはじめて約3年経過。
ハチの習性
実は、家で模造した巣を作る数年前。
アブやスズメハチに遭遇したくなさすぎて、「どの色にハチが寄ってくるか? 」を実験したり、ハチの生態や習性を調べたことがありました。
・黒いものに反応(ハチの眼は白黒の世界)
・においの強いものによってくる
・火や煙、ハッカが苦手
・垂直方向の動きに弱い
・巣がある近くに新たな巣は作られにくい
その中で気になったのが、「巣があれば新たな巣を作られにくい」という内容。
ハチは縄張り意識が強いのか?
ホームセンターに行ってみると、実際にダミーの巣(提灯みたいなやつ)が売られているではありませんか!それを見るまでは半信半疑だったのですが、これで真実味を感じはじめた私。
そのほかにも、「巣に似た袋(茶系)を吊るす」など巣を模した自衛策 がたくさん出てきたため、「おもしろそう!」と思って自作に挑戦。
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巣の作り方
作ったのはコレ。草にまぎれこめば意外とそれらしく見えませんか?
約3年経つ一代目。丸みが取れて平べったくなっていますが、今も現役。
材料はたった3つ。手順もカンタン、「丸める・巻く・書く」だけ!
・チラシや新聞などの紙
・ガムテープ(茶)
・油性ペン(黒)
透明の釣り用テグスなどを針で通せば、木に吊るせます。
ハチが反応する色
私個人は、「ハチが黒いものに反応するのは事実」だという考え。
その理由。
ハチが寄ってくる色の実験をした数年後、とうとう家族がスズメバチに遭遇。
田舎の物置から掃除道具を取った瞬間、数匹のスズメバチが一目散に襲ってきたそうです。まさか、巣があるなんて思いもしませんよね!
真っ先にハチが飛んできて刺された部位、それは帽子をかぶっていない黒い部分。頭でした。
以来、わが家が野外で気をつけていること。
・帽子をかぶる
・騒いでハチを刺激しない
・下にしゃがんでからゆっくり逃げる
まとめ:気のせいかもしれませんが
気のせいかもしれませんが、自作したダミーの巣を置いてからは、庭でスズメバチを見なくなった気がします。