にこ淵へは、今まで急な階段で下りていました。
25/2月末以降、大きく変わった点が2つ。
・駐車場の空きがわかる電子看板
新しくゆるやかな遊歩道ができ、とても歩きやすくなっています!
駐車場の空きがわかる電子看板(デジタルサイネージ)もできており、駐車場に行く手前で混み具合がわかるようになりました。
今回は、新しくなったにこ淵の様子をお届けします。
アクセス
国道194号から、グリーンパークほどの(キャンプ場)へと入ります。
JRの駅からかなり距離があります。
近くのバス停(程野入口)から徒歩30〜40分はかかりますが、公共交通機関ならバス。
車の場合
・高知駅から 約1時間10分(一般道)
・高知龍馬空港から 約1時間10分(高速&一般道)
電子看板
国道から入ったあと、しばらくして橋を右折すると大きな電子看板。
25/2月末に、「駐車場の空き」がわかる電子看板(デジタルサイネージ)が出来ています。
駐車場が空いていると水色で、
混雑するとピンク色。
この写真を撮ったのは、遊歩道付近が完成前。車は3・4・5あたりに駐車していました。

空き状況の見方
電子看板がある場所から、道は上り坂。後ろに車が来たらゆっくり見れないかもしれません。
わかる範囲で説明すると、
B:にこ淵に近い駐車場
C:臨時駐車場(にこ淵手前から歩く)
D:臨時駐車場(にこ淵上から歩く)
電子看板に表示されているのは、5つあるBの空き状況。
新しくできた遊歩道に近いのは、電子看板の上側。
↓
・第1ルート近く
・駐車台数が多い
・なだらかな遊歩道
・きれいなトイレ
↓
・第2ルート近く
・急な階段
大型連休
大型連休には、にこ淵へ入る道が渋滞。特にお昼前後。
私は西条市(愛媛県)へ向かうため、国道194号を北上。うっかりGW(しかも昼)に通ってしまったのです。
そういえば、ここに来る手前にある道の駅。混雑のため、駐車場に入るのを諦めたばかり。
そこで気づけばよかったのですが、てっきり事故かと。道路を歩いている人で気づいたときには、国道約300mが渋滞。
夏休みなどに道路脇に車が停まっていることはあっても、四国の山奥の国道がこれほど混むとは思いもせず。
反対車線は通行がスムーズで、あまりの混み具合にUターンする車も出てくるほど。
石鎚系やUFOラインもあるため、連休(秋を含む)には国道194号上の道の駅はどこも混雑しています。
「多くの人が寄るであろう道の駅」にも先ほどの電子看板があれば、早い段階でにこ淵渋滞が予測できるうえ、人の流れを分散できると思います。
にこ淵渋滞といっても、おそらく年に数回。高速道路とは規模が違うため、現実的ではありません。
同じ日
にこ淵渋滞を見たのが初めてだったので、この日遅くに寄ってみたところ。
車はまだたくさんですが、警備員さんが空いている場所へスムーズに誘導してくれました!
晴天の5月。午後6時くらいでも淵のまわりに人は多かったです。
このあとも駐車場へ行く車はあり、あらためて訪れる人の多さを実感!
歩きやすい遊歩道とはいっても、石が濡れていると滑ることも。やはり、しっかりした靴で行ったほうが安心でしょう。
私は山などの景勝地にいつでも行けるよう、サロモンのトレイルランニングシューズを車に載せています。
新しい遊歩道
これは通れるようになる前の写真。現在はこのトイレも使用可。
こちらが、新しい遊歩道の入口。
入口で協力金を入れるようになっていますが、
協力金とはいえ、以前からの入口にあると同様にQR決済できればもっと利用しやすい気がします。

以前の入口にある募金箱
入口からしばらくコンクリート。
足に負担なく、ゆるやかに下りられます。
表面は粗いものの、これなら滑ることはありません。
にこ淵が見える場所までスロープが続き、展望も可能。
階段途中から以前からある階段と同じ素材に変わり、
ここから先はこの滑りにくい素材。
一部フラットな通路となり、
歩きやすいよう、高さも考慮されています。
左側:以前の階段、右側:新しい階段。
昔はこの階段すらなく、ロープをつたってにこ淵まで下りたよう。
おそらく、地元の人くらいしか行かない神聖な場所だったはず。有名になったとはいえ、これだけ整備してくださったことは非常にありがたいですね。
ちなみに、この階段を通るのは私はきらいではありません。
階段途中の展望はこちらの方が淵に近く、ひっそりとした淵らしさが感じられます。
とはいえ、なだらかな遊歩道を通ってしまうと、この景色をためらうほど歩きやすいにこ淵になっています。
まとめ:歩きやすい
とにかく、歩きやすい。この一言に尽きます。
格段に歩きやすく&安全に観光できます。
大型連休の混雑ぶりを身をもって経験しましたが、年に何回もあるわけではないと思います。
今までにこ淵に行くのをためらわれた方も、新しい遊歩道を通ってぜひ近くまで行ってみるといいでしょう。
今回は、新しくなったにこ淵の様子をお届けしました。


