災害はいつおきるかわかりません。突然やってきます。
「最低限なにをどれだけ備えればいいか」は調べればわかります。
でも、調べれば調べるほど「どこまで備えれば?」と思うことも。
なので、私は「日常生活になじむ防災」をいくつか実践中。
今回はお手軽カンタンすぐできる、「わが家の蓄光シールの使い方」 をご紹介します。
災害を意識したきっかけ
私が災害を意識するきっかけとなったのは、水害による避難経験。
そのときは深夜に車で高台へ避難。当時、2階に住んでいたので被害なし。
「トイレと食」を考えてコンビニに車を停めさせてもらいましたが、駐車場は避難する車であふれかえりました。
翌日、ほぼ水が引いたころに自宅に戻ったところ。前の家の玄関に靴がぷかぷか浮いていたのが、今でも忘れられません。
一夜にして甚大な爪痕を残す水災害。
これが、「防災に対する私の意識」を大きく変えました。
家のなかの工夫
夜でも防犯灯や建物の灯りがあります。カーテンを開ければ室内は完全に真っ暗ではありません。
でも、ふだんから夜間に必要なものがすぐ見つかるように、蓄光シールを貼っています。
蓄光シールの活用
長年使っているから断言できること。あとで実際にお見せしますが、
蓄光シールは100円ショップで十分です
耐用年数や日光に左右されるかもしれませんが、わが家で貼って長いもの(5年以上)でもまだまだ現役で活躍中!
どこに貼る?
わが家ではこんなものに貼っています。
・ランタン(懐中電灯)
・めざまし時計
・スマホ など
停電になれば部屋の電気はつきません。ランタン類はすぐ必要!
蓄光シールを貼っておけば、ランタンを即座に手に取れるんです。
「そこまで貼る?」と思うものまで貼っているため、夜はあちこちシールが光りがち。
なので、必要なものに貼ること。
例えば、子育て中に夜間の授乳やミルクをあげるとき。めざまし時計やスマホを探すことってないですか?
そんなときにもすぐ見つかりますよ。
貼るコツ
貼るコツ(位置)、できるだけスイッチ部分に貼ること。
貼りにくい材質があったり、使っているうちにシールがずれることも。
急いで電気をつけたいのに、シールを押してもつかないってストレスですよね!
できるだけ、スイッチ近くか・取れにくい部分に貼りましょう。
メリット・デメリット
メリット

暗くてもすぐ見つかる
デメリット

たくさんあると間違える
目覚まし時計はだいたい置く場所を決めています。
でも、間違えてランタン手に取ることもあるんですよね!
夜間あちこちに小さな光があると、気になる人もいるでしょう。
また、日光があたりにくい場所では効果が薄い場合も。
でも、「めざましどこ?」など家族に聞かれることがなくなりました!
階段は滑り防止をかねる
階段には、「川口技研の階段すべり止めスベラーズ」。これにした理由は、

すべり止めって掃除しにくい
と、思う方もいるかも?
・ふだんは掃除機
・時間あれば水拭き
と割り切ると面倒に感じません。
ただ、一時的に光る微光タイプ。わが家は北側に階段があり、光のあたり具合にも左右されます。
昼間はこんな感じ↓
夜、電気を消した状態↓
強い光を浴びたあとははっきり!そのあとだんだん薄くなっていきます。
スベラーズは1本でも買えますが、私は全部貼るので14本入りのうす茶を購入。
「子供の危険防止」の意味からも、私は貼ってよかったです!
まとめ:誰でもすぐわかる
大きな災害を経験したことがないので、私は想像することしかできません。
ただ、「深夜に避難した経験」からいえること。
急な災害では、「持ちもの・服装など含め、今なにを優先すべきか」必ず判断に迷います。
そんなとき、暗くても家族のだれもがすぐ灯りを手に取れる工夫。
これだけでもきっと心強いはず。どんなことが起こるかわからないので、これは私にとっては優先事項。
災害に備える一つの手段として少しでも誰かのお役に立てることを願っています。