「観光する日がいつも晴れ」とは限りませんよね。私がよく行く四国カルストもそうですが、霧もあれば雪や雨の日もあります。
警報が出ているときはまた別ですが、その日ならではの観光はできます。
雨の日はモヤがかかり、晴れた日とはまた違う幻想的な仁淀川。
にこ淵にいたっても、初夏のみずみずしさがあふれるだけはありません。雨の日だからこその景色や音を感じられるでしょう。
今回は「雨のにこ淵」をご紹介します。
雨の日の注意点
先に「雨の日に観光する際の注意点」をお伝えしておきますね。
歩きやすい靴がいいのは変わりませんが、新しい遊歩道は滑ることがまず少ないと思います。
しいて言うとしたら、このフラットな部分。「大雨が流れこむと滑りやすくなる」かも?手すりを持つと安心でした。
あとは、滑りそうな淵のそばへ行かず、階段あたりでみること。
私が行った日も階段あたりから眺める方が多かったですよ!
そらやま街道
今回、高知県いの町から国道194号を西条市(愛媛県)目指して北上。
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国道33号
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国道194号
(通称・そらやま街道)
雨の仁淀川にはモヤがかかり、
名越屋沈下橋も幻想的。
雨の日でも川の美しさや、
透き通るような水面は変わりません。
にこ淵
いつも通り、ここを右へ入ります。
雨なので訪れる人も少ないと思っていたものの、
入口に1番近いトイレ前(第2駐車場)には、すでに4台ほど駐車中。
お昼過ぎのためか、車が途切れることもなく。こちらの新しい遊歩道から下りていきます。
新緑があざやかで、
雨に濡れた杉の匂いさえ、心地よく感じるでしょう。
やがて、遊歩道の奥にみえるにこ淵。
大雨ではないものの、いつもよりは水量が多く、
「ゴオオ」という水の音が響きわたっていました。
普段でも見映えするにこ淵が、いつもよりは荒々しい雰囲気。
淵
淵のそばまで行ってみると、
雨に濡れた岩が光っており、
下へ流れ落ちる水量から流れの早さも感じます。
音とともに躍動感ある白い水しぶきが上がり、
深い緑の淵が、コケのみずみずしさをより際立たせていました。
雨と傘と初夏の新緑。「雨の日ならでは」の音と景色が見られるでしょう。
まとめ:雨でも
初夏の雨の日、お昼すぎのにこ淵。
晴れた日に見られるような、「これぞ仁淀ブルー」という色ではありません。四国に住む私ですら、まだそんなにこ淵を見たことがないのです。
ですが、雨に濡れたコケや新緑が、にこ淵をより印象的に見せてくれます。
道中の景色もなかなか幻想的。長い時間はいられなくても、雨の日ならではの景色を楽しむことはできるでしょう。
今回は「雨のにこ淵」をご紹介してみました。