西日本で2番目に高い山、標高1,995mある剣山。
西日本最高峰・石鎚山と迷ったものの、剣山へ秋を探しに行ってみました。
登山口のある見ノ越から山頂まで、早ければ2時間かからず。山頂へ向かうコースを変えてみたり、ほかの山へと縦走される姿も見られます。
リフトを使えば、西島駅から最短約40分で山頂。そのため、観光がてら訪れる方も多いでしょう。
今回は、秋の剣山に行った様子をお届けします。
アクセス
登山口近くにある、見ノ残第一駐車場へのアクセス方法は、ナビに入れれば出てきます。
国道32号
↓
県道45号
↓
国道439号
国道438号
私はどちらのルートも通ったことがありますが、貞光方面からの方がまだ運転しやすい気がします。
ですが、両方とも定番・くねくね山道です。
駐車場
連休最後の日。運よく、8時過ぎに無料の第一駐車場に停めることができました。
このあと、すぐ満車。私と同じく、リフト運行時間に合わせてくる方も多そう。ここに停めれなくても、すぐ下にも無料駐車場あり。
そこも満車の場合は通ってきた道へ戻り、『大塚製薬つるぎ山荘』からすぐの第二駐車場へ。そこから道路沿いを歩くか、山を歩いてリフト乗り場まで約10分。
トイレ
トイレは駐車場入口と、
リフト乗り場の下にあります。
リフトで上がれば西島駅にもありますが、紙は持参の和式トイレ。駐車場入り口にあるトイレが1番きれいです。
登山口
リフトを使わない場合は、神社の階段から登山口へ向かいます。
境内を右へ進めば、
フクロウさんが見送ってくれますよ。
リフト
リフトを使う場合、駐車場から緑の階段を上り、
リフト券を購入。
片道でも往復でも購入可。
運行時間は時期によって違うので、注意しましょう。
ここ数日、YAMAPを確認していましたが、山頂では強風が吹いていた様子。
1人乗りリフト乗車時間は約15分。
風が吹いて寒いため、雨ガッパを着こんでリフトに乗ります。
行きのコース
今回、行きは1番早い尾根道コース。帰りは剣道コースを選びました。
西島駅でリフトをおりて、
ベンチで雨カッパを脱いで、登山道へ。
道は整備されており、歩きやすく、
歩きはじめは、晴天で気持ちいい景色でした。
でも、紅葉にはまだもう少しかも?
『刀掛けの松』でひと休憩ついて、
「なんだか雲が出てきた」と思っていたら、
案の定、
振り返れば真っ白。
三角点のある山頂までもうすぐですが、
『劔山本宮劔神社』にお参りしたあと、
剣山頂上ヒュッテに入ります。
頂上ヒュッテ
ほんわかとして、いい雰囲気のヒュッテ。
旅の記念になりそうなものを毎回探してしまいます。
3連休はさすがに予約が取れませんが、今年泊まった際の夕食。『アメゴの唐揚げ』が絶品!スタッフさんも親切&中も快適なので、泊まる価値アリ。
今回は温かいあめ湯を飲んで、ひと休憩。あまりの寒さにおでんも食べましたが、冷えた身体にしみわたります。
この日の最低気温5℃。朝晩は防寒必須ですね!
山頂
ヒュッテにいるうちに霧が晴れ、山頂は360°見回せる開放感!
一の森方面。
赤帽子山方面かな?
スキっとした青空が山荘や笹に映えますね。
剣山山頂・三角点付近。
頂上だけでなく、テラス&人気の撮影スポットは人がいっぱい!次郎の山頂も人影が続いていました。
強風で水筒の湯が垂直に落ちそうにないので、風が当たらない場所へ移動。
稜線が歩きにくそうなため、次郎や一の森へ行くことは断念。余力を残して早めに下山。
また、穏やかな日に来ようと思います。
帰りのコース
剣道コースから下りますが、今年の紅葉は石鎚方面が早そうでした。
大劔神社の御神体『御塔石』。大きいのでかなりの迫力!
大劔神社は、「悪縁を断ち、良縁を結んでくれる神社」といわれているそう。
山全体、各分岐に標識あり。
このルートはこんな感じ。次郎へ抜ける、遊歩道コースも似た雰囲気。
直登する行きに比べて、剣道コースの方が秋を感じやすいかも?
こちらは紅葉が少し始まっていました。
鳥居が見えたら、西島駅に到着。
往復リフトを使えば、気軽に山を楽しめるのは魅力ですね。
寄り道
大歩危方面から帰るなら、いくつか寄り道。こちらは『奥祖谷二重かずら橋』。
四国一美しい山・三嶺登山口近く、『名頃かかしの里』。バス停もあり、トイレ完備。
ここだけでなく、歩けばいたるところにかかしがいるのですが、
この後ろ姿、リアル!しかも、前来たときと場所が微妙に違う。
先へ進むと龍宮崖観光案内所の近く、『東祖谷の吊橋』。
見た目より、かなりのゾワっと感。ぜひ、端まで行ってみてください。
少しルートを外れて祖谷温泉方面へ向かうなら、『ひの字渓谷』。
「ひ」になっています。
少し先、なかなかやんちゃな場所にコレも。『和の宿 ホテル祖谷温泉』からすぐ近くにあります。
まとめ:秋はもうすぐ
やっぱり『剣山』には晴天が似合います!山頂には、広々としたテラス。穏やかな天候であれば、ゆっくりとパノラマ景色を楽しめます。
往復リフトを使えば、頂上まで最短約40分。ルートを変えたり、余力があればほかの山へも歩けます。
紅葉には少し早かったものの、深まる秋はもうすぐそこ。
今回は、秋の剣山へ行った様子をご紹介してみました。