ここ数年、6月頃から寝苦しさを感じるようになり、気がつけば11月くらいまで暑いような?
近年の暑さって、ホントに強烈!私が子どものころには感じたことがないような暑さです。
最近、携帯しやすい晴雨兼用日傘を買ったので、気になっていたことを試してみました。
「登山で日傘ってどうなんだ?」
実際に山で試してみた結果。私の場合、「登山で日傘はあり」でした。
日傘を買った理由
ここ数年で「登山で日傘」を使われる方が増えたのではないでしょうか?
私自身、日常生活用の日傘は持っていますが、折りたためないタイプ。
理由はあとで出てきますが、ハイキング用の「軽い傘が欲しい」と思っていました。
私が買ったのは、エバニューのU.L. Raybrella。重さ124g、晴雨兼用の軽量日傘。
U.L.(ウルトラライト)とわかっているため、強風&豪雨には使いません。
「今日は雨が降るかも?」というときや、「キツい日差しを避けたいな」と思う日。
カバンにサッと入れやすい、ストレスのないサイズ感です。
私が山で日傘を持ちたかったのは、次の3つが理由でした。
暑さ対策
最近の暑さが尋常ではないから。
小雨対策
軽量な傘のため、大雨&強風時には向いておらず。そんなときは、そもそも山で傘をさしませんよね。
風雨が強い場合、登山の基本装備である雨合羽を使うはず。
私自身は「山で持つ傘 = 小雨用」と割りきっています。
動物対策
これに関しては、山で動物に出会ったときの保険として。私は山で猿&鹿しか見たことがないものの、
・検索して出てきた猪対策
実際に自分が試したことがない(遭遇していない)ため、効果は不明。
「パッと広げて身の安全を確保するためのお守り程度」として持つつもり。
実際どう?
実際に山で日傘を試してみました。
散策で
午後12時、標高150mほどの里山。温度計を出したときは30℃でしたが、地面に置いた途端に急上昇。
そのまま10分経過してみると、45.9℃。
日傘を試すため広げていた間に、すでに46℃を超えていました!
このまま日傘を置いて10分待ってみると、
日傘の下は37.8℃。10分前より、−5.6℃下がっています。
登山で日傘
次は、四国カルストの大川嶺登山口→笹取山→大川嶺登山口を歩きました。
四国カルストとしてはメジャーな場所でないものの、軽くハイキングができるうえ、非常に歩きやすい登山道。
この日、私が日傘を使ったのは、笠取山山頂から帰るときだけ。
あまりの暑さに下山時のみ使用。わかりにくいですが、日傘の中は約28℃。
長袖を着ないと腕が痛い日差しでも、日傘があると全然違います!!
山頂なのでさえぎるものがまったくないため、風が吹くとやはり涼しい高原。
軽量傘なので風にあおられそうにはなりますが、
ギシギシと傘がしなり、裏返るほどではありません。
ちなみに、この日傘。裏返っても元に戻しやすいです。
このあと、30分ほどで大川嶺登山口に到着。日傘から路面に置いた瞬間は28℃くらいでしたが、
たった2分で、あっという間に40℃超え!
ジリジリと焼けるような日差しをさえぎることができるため、「登山に日傘はあり」だと思います!
やはり、「日傘があるとないとは全然違った」というのが、私個人の感想です。
ほかにもこんな日傘も良さそうですね!
◯ゴッサマーギア
折りたためませんが、付属品を使ってザックにつけられる晴雨兼用タイプ(約166g)
まとめ:登山に日傘
実は「登山で日傘ってなしじゃない?」と思っていました。
帽子があるし、そもそも傘って手がふさがって邪魔!雨なら「雨合羽を使えばいい」と思っていました。
ですが、この猛暑。実際使ってみると、日傘の下は涼しいわけです!
もちろん、せまい登山道&ひっきりなしに人とすれ違う場合は配慮は必要になるでしょう。
場面に応じてにはなるでしょうが、「登山で日傘」は個人的にはありでした!