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【四国カルスト】源氏ヶ駄馬へのアクセス。静かな秋を見つけた

四国カルスト

四国カルストの西にあるのが、チーズケーキで有名な大野ヶ原。

その大野ヶ原のなかでも1番高い場所にあるのが、源氏ヶ駄馬げんじがだば

姫鶴平から大野ヶ原を目指すとき、途中で出てくる看板が気になる方もいるのではないでしょうか?

久しぶりに行ってみたところ、黄金色のふわふわとしたススキ。秋らしい澄んだ青空に揺れています。

姫鶴平や天狗高原のようなにぎわいはありませんが、源氏ヶ駄馬は静かな秋を迎えていました。

「四国カルストに行ってみたーい!」、そんな方の参考になれば幸いです。

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アクセス

源氏ヶ駄馬へ行くには、姫鶴平と大野ヶ原を結ぶ県道383号を通ります。

途中、片道1車線のところがほんの少し。ですが、道はほぼ1車線と思った方がいいです。

私は運転が得意ではありませんが、「四国の酷道」に慣れたせいか、このあたりのルートは気負わず通れるようになっています。

でも、姫鶴平から大野ヶ原へ向かうときの「最初の牛舎〜次の牛舎の間(約10分)」の道は相変わらず苦手。

そう思う理由は、以下。

・道がせまい
・薄暗い林間が見にくい

・凸凹した路面に気を取られる

ありがたいことに、路肩の溝部分が工事中(25/10月現在)で、いずれもっと通りやすくなるはず!

源氏ヶ駄馬へは緑色の看板が目印。ここから約5分で駐車場に到着。

駐車場まで50mの看板手前には、広い路肩&ベンチがあり、

眼下に広がる大野ヶ原の景色を眺めることができます。

「ここでお昼を食べよう」と思ったのですが。カラスがいたので先へ急ぎます。

昔、私はトンビに食べものを盗られそうになったことがあったため、鳥にはご注意ください
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駐車場

駐車場は広いです。

駐車場にはこちらの看板があり、

出典元:源氏ヶ駄馬駐車場の看板

地名の由来が書かれていました。

地名の由来となった源平の戦い

源氏ヶ駄馬では、たくさんの石灰岩が羊の群れのように見えるカレンフェルトという地形が見られます。このように白い石灰岩が広がる風景を、源平の戦いの際に平家の落ち武者が源氏の白馬と見間違って退去したことが、「源氏ヶ駄馬」の地名の由来と伝わります。

引用元:源氏ヶ駄馬(四国西予ジオパーク)駐車場にある看板より一部抜粋

ちなみに、今日のお昼ごはんはカレー。外気温8℃だったので、温かいカレーがちょうどよかった!

ごはん+お湯があればおいしいカレーがすぐ食べられるので、肌寒い季節にはもってこいなのです。

トイレ

山頂付近をはじめ、ここにトイレはありません。

ここから近いのは、

・大野ヶ原
・姫鶴荘
・トトロ像

登山アプリではミルク園あたり(三角トンガリ屋根がトイレ)が、スタート地点。

そこから、往復しても約1時間。帰りにスイーツを楽しむのもいいですね!

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源氏ヶ駄馬の頂上へ

駐車場左側に頂上への道があり、

下へと続いているようでした。スタート地点とつながっているとしたら、そこそこ急登なのかも?

頂上への道はこんな感じで、

夏に行った大川嶺同様、いたるところにアザミ。長ズボンがいいですね。

右を見ても、

左を見ても、秋らしいススキの草原が広がっていて、

やがて、電波塔も見えてきます。

ここは「電波塔と頂上への分岐」のようですが、

私は右へ。

どちらを通っても頂上へ行けるのですが、草が濡れているときは左を選ぶといいでしょう。

「電波塔からの合流地点となる舗装路」を右へ歩けば、

すぐに源氏ヶ駄馬の看板が出てきます。

この先から、

草の背丈が少し高くなってきて、

石碑の文字が隠れていますが、『奥の院大空海山幸福寺』のようです。

なかには『カルスト大師の石像』も鎮座しています。

頂上からのパノラマ景色を撮り忘れましたが、建物右側・一等三角点(標高1402.8m)だけは忘れていませんでした。

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下山

帰りは電波塔へ寄ってみます。

姫鶴平や天狗高原同様、四国カルストらしい白い石灰岩があるものの、

これを「白馬と見間違うほど切迫していた」と思うと、また違う印象を受けませんか?

放牧時期によるのか、大川嶺同様に源氏ヶ駄馬でも牛の姿は見られなかったです。

最初に歩いてきた道との分岐点。電波塔へは舗装路を直進します。

とにかく、秋のススキが太陽に照らされて、

真っ青な澄んだ空の下、ふわふわと揺れています。

電波塔付近に来ると、

丸いピンク色の実。調べてみるとマユミでしょうか?

林間では電波が拾えないことも多いけど、ここは電波バッチリですよ!

風に揺れるススキの道を歩きながら、

最初に登ってきた道へ合流し、駐車場へ戻ります。

少し右を見れば、大川嶺〜姫鶴平。「天空の林道」がある中津明神も見えていますが、石鎚山には雲がかかっているようですね。

左斜めに、大野ヶ原が大きく見えはじめました。

個人的には「ナウシカ」を思い起こすような天狗高原もみごとですが、

源氏ヶ駄馬のススキもなかなかでした!

駐車場から頂上まで、のんびり歩いても往復30分ほど。

「秋を静かに散策する」には、ぴったりの場所かもしれません。

まとめ:静かな秋

紅葉には少し早そうでしたが、ススキや木々の色づきから感じる秋の気配。

にぎわいのある姫鶴平や天狗高原もいいけれど、源氏ヶ駄馬は静かな秋。

「もうひとつの四国カルスト」ともいえる大川嶺同様、ここならではの楽しみ方がある気がします。

「四国カルストへ行ってみたーい!」、そんな方の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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