高知県中北部に位置する、嶺北。本山町・大豊町・土佐町・大川村をまとめて、『嶺北』と呼んでいます。
周辺には、高規格(コテージ含む)〜無料キャンプ場などが点在し、こんなこともできます。
・登山
・川遊び
私は山だけでなく、カヌーが大好き。見かけるとついやりたくなるくらい、わくわくします!
そのきっかけが、『帰全山公園』前でのカヌー体験。以来、『嶺北』に来るたび、「ここはアウトドア天国か?」と思わずにはいられません。
今回は、高知県本山町にある『帰全山公園キャンプ場』をご紹介します。
アクセス
近くのインターは大豊IC。そこから車で約15分。
買いもの
周辺スーパーの閉店時間は、ちょっと早め(19〜19:30)。
1番便利なのはインター降りて、信号を左折。そのすぐ右側にある『末広おおとよ店』。
キャンプ場近くには、地元の野菜がある『本山さくら市』、『サンシャイン本山店』もあります。
そのほか付近には、
・ドラックストア
・コンビニ
もあるため、長期滞在しても困らないはず。
入浴施設
近くの入浴施設は、歩いてすぐの『土佐れいほくの湯』。
モンベルのコテージ客は無料(コテージ内にもお風呂あり)で利用できますが、日帰り入浴も可能!
・大人 650円
・子ども 400円
(4歳〜小学生)
モンベルで受付し、入浴料金を支払って鍵をもらいます。モンベル会員だとポイントが付くため、受付で提示しましょう。
入浴施設としてはそれほど広くないものの、必要十分!
・シャンプー類は完備
・コテージ内にはタオルあり
・日帰り入浴はタオル持参か、レンタル(220円)

・にこ淵
・UFOライン
から来る場合、こちらでシャワーを済ませてもいいかも?

帰全山公園キャンプ場
駐車場
国道439号から橋を渡り、モンベルへ行かずに突き当たりを右折。
この看板あたりが、
駐車場。
芝生エリアや、
川へ下りる道(駐車場裏)は車両進入禁止ですので、ご注意ください。
トイレ
駐車場からすぐ、きれいな洋式トイレ。
地元の方が掃除されている姿、私はなんどかお見かけしています。
炊事場
河原へ下りる途中、右側が炊事場。この水は飲料用としても使用可。(役場に確認済み)
無料キャンプ場にありがちな荒れた感じはなく、
日常的に掃除が行き届いているのがうかがえます。
残念なことに、四国の無料キャンプ場は減ってきました。
ここがまだ無料なのは、使う側もきっときれいに使っているからでしょう。
シャワー
炊事場横の「シャワー有り」の文字を追って、
裏側に回ると、
水シャワーが2つ。
若干ワイルドな場所にありますが、水は出ます。
テントサイト(芝生)
芝生エリアの北側からモンベルへ抜ける道があり、
ここは「直火禁止」となっています。
「芝が焼けないよう台&シートを使えばOK」とのことですが、気をつけないと焼き跡がつくかも?
テントサイト(河原)
テントは、開放感あふれる下の河原で張ることもできます!
ここは直火OK!あとから来た人がうっかりやけどすることがないよう、配慮して帰りましょう。
ゴミなども残さず、だれもが気持ちよく使える場所のままであってほしいですね。
吉野川
すぐ前を流れる川は、日本三大暴れ川のひとつ『吉野川』。
忘れていけないのがキャンプ場の上流は、四国最大の『早明浦ダム』があるわけです。
河原にテントを張るなら、放流&急な増水を考えて設置した方が無難でしょう。
吉野川本流は泳げませんが、
川を下るカヌーを楽しめます!
水深が深く流れが早い場所もあるため、インストラクターの方と一緒だと安心して楽しめますよ。
チン(転覆)すると恐ろしく鼻が痛いけど、「自分で漕ぐカヌー」ってとにかく爽快!!
楽しみ方次第ですが、「ここはアウトドア天国か」と思わずにいられなくなるかも?
川遊びするなら
周辺の川は大変きれいですが、油断禁物。先ほど出たように、水深が深かったり流れが急な場所があります。
川遊びに慣れていない&土地勘がない場合、こちらの遊泳場が比較的安心かも?
川遊びは、前後の天候に左右されます。
土地勘がない場合は増水すらわかりません。きれいに見えるでしょうが、うっすらした濁りが感じられたり、

大雨から数日後の吉野川上流
白く泡立つような場所では泳ぎません。

大雨から数日後の吉野川上流
潔く諦めて、次来たときに楽しみましょう!
嶺北の自然
『帰全山公園』へ向かう道には自然ゆたかな景色が広がり、
春の公園には桜やシャクナゲの花がきれいに咲いています。
夏には、地元の方が手入れされた緑の棚田がみごとで、
上流の川が抜群に美しいのは、言うまでもありません。
『にこ淵』に劣らない存在感を放つ、星のカタチをした淵もあり、
ダム好きな方は、“ 四国の水瓶 “に足を運んでみてもいいかも?
光害が少ない場所へ行けば、流れ星や月を観察することもできるでしょう。
嶺北周辺で滞在しつつ、ご自分にあった「自然の楽しみ方」を探してみてはいかがでしょうか?
近くの宿
カヌーや川遊びを楽しめる宿もあります。
ペットと一緒に旅もできます。↓
まとめ:地域の宝とアウドドア天国
ずっと住んでいる方にすれば、「それしかない」と思うかもしれません。
ハイキングできる山があり、水のきれいな川があり、緑鮮やかな棚田。いつ見ても心やすらぐ景色が広がり、私からすれば「地域の宝」!
ここに限らず、四国には「アウドドアがしたくなる環境」があります。
そんな中でもアクセスがよく&つい足を運びたくなる場所の一つが、高知県嶺北。
今回は嶺北の中から、高知県本山町にある『帰全山公園キャンプ場』をご紹介しました。