別子銅山を観光するなら、この2ヶ所は外せません。
・温泉&キッズランドあり
・別子銅山の歴史が学べる端出場坑道
・「東洋のマチュピチュ」といわれる場所
今回は、愛媛県新居浜市にある『東平』のご紹介です。
アクセス
新居浜IC→東平まで車で直接行くなら、約65分。
・運転に自信のない方
・大型車の方
道
『マイントピア別子』を右折してループ橋を走り抜け、
しばらくして、左折。
ここから細い1車線。行き違いは、かなり厳しめ。
たまに待避所もありますが、場合によってはかなりバックするかも?
補足
補足しておくと、私が『東平』へ向かったのは16時以降。
つまり、『マイントピア別子』から出るガイド付きバス(この日は11時、13時)とはすれ違っていません。
車数台とすれ違いましたが、譲りあって行き違いしています。
バスや大型車が来た場合、焦ったかも?
・カーブが多い
個人的には「四国カルストよりはるかに運転しにくい道」。
運転に自信がない方は『マイントピア別子』から出る、バスで行くことをおすすめします。
東平
海が遠くまで見渡せるようになれば、
『東平』はもうすぐです。
駐車場周辺
駐車場は広く、
トイレ(駐車場入口右側)もあります。
駐車場前からは下が見渡せ、
かつて、約5,000人のにぎわいがあったことが書かれています。
登山者用駐車場へ続く道を歩けば、
東平歴史資料館。
その資料館左側、トンネル(小マンプ)の中には、
この場所にゆかりのある「鉱山運搬機」が置かれていました。
遊歩道を通って第三通洞まで行くなら、
ここまで車で来るといいですよ。
第三通洞や、
変電所跡などが見られます。
インクライン周辺
駐車場手前に戻り、インクライン跡へ。
当時は物資を運ぶのに役立ったようですが、今は残っていません。
インクライ跡を利用し、220段の階段になっています。
下りていくと、こんな景色。
正面から見てみると、いかにも「産業遺産」という雰囲気。
下には建物跡が残っており、かつて多くの方でにぎわったのでしょう。
後ろにある建物は索道基地の跡で、
「索道では鉱石を輸送するだけでなく、物資、生活品、木材なども輸送していた」と記されていました。
その近くにある階段を上がっていきます。
『東平』全体に哀愁を感じるのは私だけでしょうか?
崩れたレンガの建物跡からは当時の面影が感じられ、
「千と千尋」を思い起こすような、ノスタルジックな佇まいです。
背後にある大きな石積は、鉱石を貯めていた貯鉱庫の跡。
建物の大きさから「過去の繁栄」は感じとれても、
今は人の気配はありません。
駐車場には灯りがつき、風景に溶けこんできれいでしたが、
「千と千尋」の廃墟となったテーマパークに、だんだんと灯りがともるのを思い出してしまいました。
「産業遺産の持つ、独特な佇まい」にのまれそうな気がして、帰ることに。
ここは隅々までゆっくりまわってみたくなるような、見ごたえある場所。
JR新居浜駅からアクセスもいいため、『マイントピア別子』から出るバスを利用してもいいでしょう。
まとめ:ノスタルジックな佇まい
同じ別子銅山とはいっても、『マイントピア別子』とは違った雰囲気。
「千と千尋」を思い起こすような、独特な佇まい。
過去栄えたことが感じられる産業遺跡は、ふしぎと見ごたえがある場所でした。
今度は明るい時間に来て、ゆっくり見たいと思います!
ここを訪れるなら『マイントピア別子』と一緒に観光するといいでしょう。
今回は、愛媛県新居浜市にある『東平』をご紹介しました。