エンディングノートを買ってみました。終活にはまだ早いけど。買った理由はたったひとつ!
家族が困らないようにしたいから
「身の回りがシンプル」なのが残された家族にとってどれだけ助かることか。私自身、つくづく身に沁みたからです。
相続に関する本を読み、おだやかな気持ちでエンディングノートを残す
これをしておけば、残された家族の負担も減るはず。
元気なうちにエンディングノートを完成させる
私にとってはネガティブな感情からではなく、むしろ前向き。
だって、人生最期の瞬間に「あれを言ってなかった」が頭をよぎるなんて、
私は絶対イヤダー!!
超絶・面倒くさがりの私は、本気でそう思っています。
「身内を亡くした悲しみから、家族を1日でも早く日常生活に戻してあげたい」ので、私はエンディングノートを残します。
私が困ったこと
身内の死。これをきっかけに、いろんなことが押し寄せてくるでしょう。

私の場合は幸いなことに、
・元気なうちに身内が葬儀会社と契約済み
・墓も購入済み
だったため、これらに関してまったく困りませんでした。
また、「葬儀後にやる役所関係の手続き」も思ったよりスムーズ。予約した時間に行けば、小一時間で終了。
私が意外と時間がかかると思ったのは、相続。
相続人が2人くらいなので揉めることはないものの、私が疲れたのがお金に関することでした。
不動産
まず、家や土地などの不動産。名義を変えるための手続きが必要になります。
年度初めに役所から送られてくる「固定資産税の課税通知書」を見れば、対象となる不動産がわかります。
それを持参して法務局の無料相談(1回20分)に出向き、自分で仕上げることができました。
出向いた回数としては数回。不動産が少なく、専門家に頼むほどではなかったからでしょう。
・役所から取る書類
・収入印紙
などの出費は避けられませんが、丁寧に教えてもらえます。
ただし、以下の場合は厄介なのかも?
・不動産を複数所有
・何代も前から名義変更をしていない
・揉めそうな感じがする
費やす時間&精神的な煩わしさを排除したいなら、「お金を払ってでも専門家に任せる」ほうが無難です。
また、あくまで私の場合ですが「無料相談の予約が明日すぐ取れる」という感じでもなかったですね。私同様に「意外と自分で手続きをする方が多い」気がしました。
家や土地などの不動産は、まず無料相談を予約。そのあと、自分でやるか専門家に任せるかを考えてもいいと思います。
金融資産
たいした相続でなくても、私が1番苦労したのはお金に関するもの。というのは私自身にも大きな原因があり、
身内の資産状況をまったく把握しておらず、「銀行口座や保険などに関してのまとめ書き」も一切なかったからです。
・どの金融機関に
・どんなものがあるか?
からスタートし、未開封を含む大量の書類ひとつひとつに目を通しました。
莫大な相続&親族内で揉めそうなら、こちらも最初から専門家に頼むといいです。
・過去に使っていたであろう金融機関
・よくわからない通帳&証書
などをまとめたうえで、各金融機関に照会。「私が身内である証明」も必要となります。
慣れた人にはなんてことない手続きでしょうが、意外とこれは労を要しました。
葬儀などで精神的に疲弊しているにも関わらず、これ(相続)を終わらせないことには残された家族も前に進めないわけです。
そんなわけで、私自身のことは一冊にまとめて残すと決めました!
だって、ネット銀行&ネット証券などのデジタル遺産は0にも関わらず、こんなに疲れるなんて思ってもいなかったから。
フェイスIDもそうですが、「本人でないと開けられないもの」ってないでしょうか?自分しか知らないパスワードなどが、間違いなく家族を困らせるでしょう。
「残された家族が困らないように」
相続に関する手続きを自分でやったからこそ、心底思います。
手続き

そんなわけで、私は身内が亡くなってからいろんな手続きを開始しました。
もちろん、知識ゼロ。
・一緒にやってくれる親族が多い
・相続の知識がある人が身近にいる
これなら一気に取り掛かれるでしょうが、私一人で始める気力すら湧きませんでした。
ちなみに、ネットで手続きできるものは活用した方が早いです!
でも、ネットになじみがない年代だと「インフラ関連の手続き」って電話で問い合わせすることになりますよね?
よくあることですが、電話で問い合わせてもなかなか繋がらないのが実情。
「メールしても即座に返答はない」わけで、自分の空き時間にサクサク手続きができるなんてほぼないです。
大事なときに限って電話やメールがくる。そんな状態が長くなると、もはやストレスでしかありません。
参考にしたもの
相続に関してまったく無知の私は、まず本から。熟読する時間もないため、参考になるところのみ!
最初から活字で読むとイヤになりそうだったので、まずマンガ。
マンガで免疫をつけてから、実例がわかりやすい本。この流れは、無知な私にとっては正解でした。
これらの本を読んで、相続には「事前に知っておくべきことがある」と初めて気づいたのです。
人によっては「もっと早くに知りたかった」と思う内容が、悲しいくらい出てくるでしょう。
お金の運用&相続に関することは、「どうせなら義務教育のうちに教えてくれー」くらいに思いました。
相続に関する書籍は一冊くらいは手元に置いて損はない
親しい友人には声を大にしていいたいくらい、本気でそう思っています。
エンディングノートの選び方

書店には終活コーナーがあり、いろんなエンディングノートが置かれています。
自分で項目を書き出して、ノートにまとめる
それでもよかったのですが、私は面倒くさいことはしたくありません。サーッと目を通し、自分にとってベストな一冊を探しました。
市販されているエンディングノートって、自分では抜かりそうな項目についても丁寧に触れられています。
家族に書き残すべきことはパスワードや保険や財産だけでなく、
・連絡してほしい人
・自分自身の介護で知っておいてほしいこと
・葬儀、墓について
・残されるペットについて
などについても網羅されているうえ、家族がいる人に向けたエンディングノートだけでなく、
・一人暮らしの方
・跡を継ぐ者がいない方
などに向いているエンディングノートもあるため、なかを見てから決めてもいいでしょう。
私の場合は「パスワードが家族を困らす」と思ったため、パスワードに関する項目が多いエンディングノートを選びました。
書いてみて
面倒くさがりの私には「サラッと読んで淡々と書く」ほうが抜かりもなく、やっぱり楽!
「パスワードなどがネックになるだろう」と思ってはじめた、エンディングノート。
やってみるとわかります。これは、
自分の人生の振り返り
最近連絡とってない友人のことを考えたり、封印していた過去さえ思い出すでしょう。
よかったこと
私が特にいいと思ったのは、「これから自分がやりたいこと」などについて書く欄。
エンディングに向けたはずが、「これから先の人生を前向きに生きる意味」を問われたようでした。
またエンディングノートを書いたことを機に、銀行&キャッシュカードなどについても不要なものは解約!
いろんなことを選別するきっかけとなり、身の回りがスッキリしつつあります。
工夫したこと
すぐ見たい項目を探しやすくするために、見出しを追加。
気が動転していてもわかりやすくしたかったので「シールで見出し」をつけています。
今のところ、特に急いでいるときに見たいページ限定。
また、保険の証書など「一時的にでも文書類を置くためのポケット」を簡易で自作。
中身が見えるように、余っていた透明のA4ファイルを切ってホッチキスで止めただけ。
そのほか、特に書く必要もない項目は空欄。
必要な項目だけ記入し、エンディングノートの存在があることだけ家族に伝えています。
まとめ:元気なうちに

「身内が亡くなってからの手続き全般」を済ませた、私が思うこと。
エンディングノートに限りません。相続に関する話は、身内・自分自身が元気なうちにやっておくべきです。
身内が高齢になればなるほど「お金のこと」って聞きにくいものですし、残された家族の今後に関わるからです。
急に健康状態が悪化したのなら、
・聞きたくても聞けない
・本人の承諾を得られるものであっても得られない
意思確認が取れないだけでなく、「早く知っておけば回避できた問題」すら出てくるのです。実際私はこの問題にも直面しましたが、もはやどうすることもできませんでした。
「元気なうちにエンディングノートを書く」
これは、私にとってはネガティブな感情からではありません。
むしろ残された家族のことを考えているからこそ、私はエンディングノートを残しています。
